協会の活動状況・会員からの寄稿


2016年総会は6月25日(土)14:00──東京日比谷日本プレスセンター

 2016年度第16回日本ウズベキスタン協会の総会を下記の日時・場所で行います。
 2015年度の事業報告、収支決算書、今年度の事業計画、予算などについて報告いたします。総会終了後(14:30〜16:00)は、京都府舞鶴市副市長・木村学氏らをゲストにお招きし,日本人が忘れ去ろうとしている引き揚げ者を巡る感動や悲劇の様子を嶌会長が聞き手となって語っていただきます。

 ○日 時:6月25日(土)14:00〜16:00
 ○場 所:東京日比谷日本プレスセンター9階宴会場
       (千代田区内幸町2—2—1)
 ○会 費:1,000円(当日受付にお支払いください)

《会員以外の方へ:参加申し込みについて》
 6月17日(金)までに,以下の要領で事務局宛にE-mail(若しくはFAX)にてお申し込み下さい。

 ・宛先:jp-uzbeku@nifty.com(FAXは03-3593-1406)
 ・件名:「総会」の参加について←会員以外
 ・本文:参加者氏名(複数名ご参加の場合は代表者の氏名のみをお願いします)
     参加人数
     緊急連絡先(複数名ご参加の場合は代表者連絡先のみをお願いします)

《会員の皆様へ:総会についてのお願いについて》
 出席者とご返信の合計が会員の過半数により総会が成立します。出欠の有無を会報誌と同封の葉書に必要事項記入の上、協会事務局宛ご返信下さい。総会の出欠は6月22日(水)必着でお願い致します。

会長の事前舞鶴市訪問報告はこちらから。
(寄稿者)事務局


ウズベクとの交流続く抑留者の聖地舞鶴市──総会でゲストが秘話を公開

 今年度の総会には,戦後旧ソ連に抑留された後,日本に引き揚げた方々を最初に受け入れた京都府舞鶴市の副市長をお招きし,様々な秘話を語っていただくことになりました。

 「引揚」とは第二次世界大戦後,旧ソ連領(ウズベクなど中央アジアを含む)に捕虜として抑留された方々の夢が叶って日本に帰国したことをいいます。

 その受け入れ光は京都府北部の日本海に面した町「舞鶴」でした。現在のロシアや中国,中央アジア方面から約66万人の引揚者と約1万6000柱の遺骨を13年間に渡って受け入れ,戦後は引揚者の「聖地」ともいわれています。

 舞鶴の岸壁には毎日,基幹線を待ちわびる人々が日本中から集まり,その姿は「岸壁の母」という名曲にまでなり大流行しました。戦後数年経った後,岸壁で家族が抱き合い涙する姿は,戦後長く忘れられない光景として多くの日本人に記憶されています。

 今回は舞鶴市副市長である木村学氏らをゲストにお招きし,日本人が忘れ去ろうとしている引揚者を巡る感動や悲劇の様子を嶌会長が聞き手となって語っていただきます。引揚者や縁者の方にも是非聞いていただきたいと思います。今回の企画は,ウズベクでナボイ劇場を建設した勤勉な日本人抑留者の姿に感動して資料や映像を収集し,タシケントに日本人抑留者記念館を作ったスルタノフ氏を舞鶴市に紹介したことが縁で生まれました。私もこの5月に本田財団の招きでウズベクで開催されたシンポジウムに参加。スルタノフ氏とも再会しましたが,舞鶴市の献身的な支援にいまなお感激していました。スルタノフ氏は安倍首相が中央アジアを訪問した際,同氏と会ってお礼を述べるとともに今年1月に同市を日本に招待しています。

※ ここら辺はこちらを参照

 舞鶴市は今回のことをきっかけに2020東京オリンピックのウズベク・レスリングチームのホストタウンに立候補していいます。涙なくしては聞けない秘話が沢山あるようですので,是非多くの関係者の皆さんに聞いていただきたいと思ってます。多くの方のご参加をお待ちしています。
(寄稿者)嶌 信彦
2016年06月09日新規掲載

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