協会の活動状況・会員からの寄稿


駐日ウズベキスタン大使館から新型コロナウイルス感染症拡防止に向けた寄付金募集のお知らせ

連日暑い日が続いていますが、お元気でおすごしでしょうか。なかなか新型コロナウイルスが収束せず、思いもよらず長期にわたるガマンの日々が続いています。当協会でもオンライン中心のイベント開催となっており、直接皆さんとお会いすることできず寂しいです。そんな状況の中でも協会の活動に賛同し、支えて頂き誠にありがとうございます。以前お知らせした通り、当協会もリモートワークを続けています。皆さん、どうか気を付けてお過ごしください。

さて、このたび、ファジロフ・ガイラト駐日ウズベキスタン共和国大使の後任としてムクシンクジャ・アブドゥラフモノフ大使が8月4日に着任されました。着任後精力的に活動されており、6日の広島市で行われる「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」と、9日に長崎市で開催される「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に出席される予定のようです。日本語が堪能なようですので、今後の活動にも期待されます。

その新任のムクシンクジャ・アブドゥラフモノフ大使から『新型コロナウイルス感染症拡防止に向けた寄付金募集』のお願いを頂きましたので、会員の皆様にご案内します。

ウズベキスタンにおける保健・医療は独立後の経済困難のため最も整備の遅れている分野の一つで、医療器材・医薬品・衛生用品・医療情報などの医療資源全般が恒常的に不足しているようです。一般に提供される医療サービスの質は先進国と比較してかなり低く、SOSインターナショナルのトラベルリスクマップでも医療リスク評価の「悪い」地域とされています。現在、世界的に蔓延している新型コロナウイルスに関し、ウズベキスタン国内でも日々対策が講じられていますが、その環境は必ずしも日本などの先進国と比べると十分ではありません。

近年、世界遺産や豊かな文化と歴史により観光業が隆盛し、注目が高まり経済状況が改善していましたが、足がかりをつかんだ矢先にこの新型コロナウイルスが発生しました。昨年の4月にも募金のお願いをしましたが、新型コロナウイルスの感染拡大が続き思いがけず長期化していることから改めて皆様にお願いする運びとなったようです。今回の募金はウズベキスタンにおける医薬品、医療機器の確保、医療機関の新設ならびに、オンライン学習、補助金、生活困窮者への支援など新型コロナウイルス対策の環境づくりを目的としています。

ウズベキスタンおよびウズベキスタン大使館には当協会の新年会へのおいしいウズベク料理の差し入れやお花見などのイベントへのご協力、昨年開催された当協会20周年記念旅行の際など大変お世話になり、長年にわたり交流を深めてきました。困っている時は、お互いに助け合いたいと思い、ご案内します。この趣旨にご賛同いただける方がおられましたらご協力をいただけると幸いです。大使館からの手紙を添付しますので、ご賛同いただける方は直接大使館の口座にお振込み下さい。また、ご協力いただいた方はよろしければ当協会の事務局にもメール等でお知らせいただけると幸いです。

皆さまのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。今後とも当協会の活動へのご支援をいただきますよう、重ねてお願いします。

(寄稿者)当協会会長
2021年08月06日新規掲載

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