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【寄稿】能の公演が、ナボイ劇場で!
 10月17日、能楽師の勝海登(かつみ のぼる)氏による能の公演が、ナボイ劇場で行われました。

 勝海氏は、これまでにもヨーロッパをはじめ、中央アジアでもカザフスタン、キルギスで公演をされるなど、海外での豊富な経験をお持ちですが、ウズベキスタンでは今回が初の公演でした。

 演目は「羽衣(YouTubeへのリンクはこちらから)」「ナボイの祈り(YouTubeへのリンクはこちらから)」「土蜘蛛(YouTubeへのリンクはこちらから)」の3つ。1曲目、2曲目は、バイオリンやピアノなどの洋楽器も取り入れた特別に作られた曲に合わせて、舞が披露されました。

 特に2曲目の「ナボイの祈り」は、ウズベキスタンでの公演のために作られたもので、第二次大戦後の旧ソ連領内で、ナボイ劇場の建設をはじめ、祖国への帰還を切望しながら数々の労働に従事していた抑留者たちの悲哀を表現した演目でした。

 また、3曲目の「土蜘蛛」では、曲の最後に蜘蛛の糸を模したテープが舞台から観客席に向けて投げられ、この意外な演出に、投げられた「糸」がかかった前方の観客たちは、一様に笑顔を見せていました。

 劇場を埋め尽くした満員の観客は、室町時代から600年以上も続くこの日本の伝統芸能を堪能した様子でした。
(出展:ウズベキスタン日本文化センターのフェイスブック)
2017年11月12日(新規掲載)

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