協会の活動状況・会員からの寄稿


留学生3名を「寿 新春大歌舞伎」にご招待

 バザーでお世話になった日本国際婦人協会から協会に「来春の歌舞伎公演にご招待」というご案内を頂きました。初めて鑑賞するという3名の留学生に声をかけ、1月23日(水)新橋演舞場の「寿 初春代歌舞伎」に伺いました。
 全員遅刻もなく演舞場に集合。普通ではなかなか手に入らない(お値段的にも。また、一般購入では運が良くなくては入手不可)1等席で鑑賞させていただきました。「寿式三番叟」では新春を寿ぐ鈴を手にしての軽快な踊りを、また「菅原伝授手習鏡」では、歌舞伎の荒事の魅力を楽しみ、舞踊劇「戻橋」鬼女小百合が宙吊りになって虚空へ消えてゆく姿や、「傾城反魂香」では描いた絵が手水鉢の石を貫いて裏側に染み出て来るトリックに目を見張り、留学生も細かいストーリーはわからずとも歌舞伎の世界を堪能したようです。
(寄稿者:事務局)

【追 伸】
 参加した留学生たちから、次のような感想とお礼のメールが届きました。
※ 原文のままご紹介します

 2013年1月23日、初めて歌舞伎を見に行きました。その日まで歌舞伎に対して、はっきりとしたイメージはありませんでしたが、実際に歌舞伎を見て面白いと思いました。でも話の内容は分かりにくかったです。解説などもあったのに、理解しにくかったです。
 でも、このような日本文化が昔から今まで受け継がれていることはとても大切なことだと思います。歌舞伎だけではなく狂言、落語などといった日本特有の文化があるそうですが、その一つを体験できて本当にいい経験ができました。歌舞伎は日本のすばらしい文化だと思いました。たくさんの人に知ってもらいたいです。
(筑波大学 イルミーラ)

 日本に来て初めて歌舞伎に招待されました。歌舞伎を見る前と見た後の感想での差が大きかったです。正直に言えば、見る前はつまらないと思ってましたが、見た後はやはり5パーセントしかわからなかったといえども、日本の歴史的な芸術、文化の旨を理解できました。
 歌舞伎は長い歴史を持っていて、21世紀の現在まで保存されていることは日本にとって誇りの限りです。
 ただ、当日、会場では一人も日本の若者を見かけなくて残念に思いました。これからの日本の若者も歌舞伎を大切にしていかなければならないと思います。また機会があれば是非行きたいです。ご招待いただいた国際婦人協会の皆様に感謝の気持ちを表したいです。
(早稲田大学大学院修士課程 ジャフロン)
2013年03月24日(新規掲載)

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