協会の活動状況・会員からの寄稿


「サマルカンドペーパー」復興事業&「ウズベキスタンワイン」
講師:金刺 潤平(株式会社水俣浮浪雲工房代表取締役)

【講演概略】
 8世紀、タレス河の戦いに敗れた唐の兵隊によりサマルカンドへ製紙技術が伝えられたと言われていますが、残念ながら19世紀に製紙技術は途絶えてしまいました。
 しかし、2004年、サマルカンドが「文化交差路」としてUNESCOの世界遺産に登録されたことを記念して、300年前の水車小屋を復元して紙漉小屋が造られました。「サマルカンドペーパー」復興事業の始まりです。
 エジプトのパピルス、中央アジアからヨーロッパにかけて作られていたパーチメント(羊皮紙)、そして中国で生まれた紙はサマルカンドで出会い、そして「サルタンの紙」や「絹の紙」という伝統的な紙を生み出しました。サマルカンドにて、毛筆以外の筆記用具、つまり硬筆にも対応する、私達が現在使っている洋紙の原点とも言われる紙、「サマルカンドペーパー」が誕生したのです。
 しかし、残念なことにサマルカンドペーパーの製法は未だ発見されていないのです。歴史、製紙技術史、僅かに残る断片から行われている復元への挑戦についてお話をお聞きします。
 JICAプロジェクト「サマルカンドペーパーの復興と観光資源化による生活向上」の一環として、サマルカンドペーパーを用いたワイン輸入プロジェクトについても、ご紹介頂きます。ワインと中央アジアとのつながり、ウズベキスタンのワインについて、そして深い歴史に包まれたウズベキスタンのワイナリーのお話なども、ご講演頂きます。
【講師略歴】
1959年 静岡県沼津市生まれ。
1983年 上智大学理工学部卒業と同時に「JYVA一年間派遣ボランティア」として水俣へ。
1984年 水俣はぐれ雲工房」主宰となり胎児性水俣病患者らと運営する。
1993年 イグサの製紙原料化に成功し特許を取得。その後、インドネシア、バリ島、ドイツ、ブラジル、アマゾンなど世界各国でワークショップを開催。
2001年 「JICA技術専門家」としてアマゾンに派遣される。
2002年 無廃棄物イグサパルプの開発で特許を取得。
2007年 第2回ものづくり日本大賞」で優秀賞を受賞。
2010年 JICA草の根事業「伝統的サマルカンドペーパーの復元等手工芸復興とコニギル村復興プロジェクト」開始、プロジェクトマネージャーとなる。熊本県市認定伝統工芸師指定。


・第7回シルクロード・中央アジアクラブ概要
日 時 2012年07月21日(土)14:00〜16:00
開場は30分前から
会 場 JICA地球ひろば202号室>>詳しくはこちらから
会場へのお問い合わせはご遠慮下さい。
受講料 会員1,000円 非会員1,500、学生500円
申込方法 次の事項を記載したE-mailをこちらに送付してください(FAXの場合、03-3593-1406まで)
1 件名
  第6回シルクロード・中央アジアクラブ参加
2 本文
 ・氏名(複数名でのご参加の場合、ご面倒でも人数分の記載をお願いします)
 ・当会会員又は非会員の旨
 ・連絡先(複数名でのご参加の場合、代表者の方だけで構いません)

※ 電話(03-3593-1400)でもお申し込み頂けますが、事務局在局日並びに時間に配意下さい
申込期限 7月19日(木)

・次回以降の予告
 (間近になりましたら詳細をご案内いたしますのでご期待下さい)
2012年06月23日(新規掲載)

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