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「ほっとアジア」(BS-1)でウズベキスタン料理紹介

 今年の7月4日から8日までの一週間、NHK BS1の「ほっとアジア」という番組の料理コーナーで、ウズベキスタン料理が特集されました。撮影は、放送日の約2ヶ月前に私の自宅で2日間、朝から晩まで行われました。普段、何気なく見ているテレビの番組作りには、たくさんの人の努力と長い撮影や準備の大変さがあったことを実感しました。私には生後10ヶ月の赤ちゃんがいるので、家族や友人の協力のおかげで撮影に専念することができました。これまでウズベキスタンで5年間のガイド経験がある私は、人前で話すのが好きですし、また料理を作るのも好きですので、その2日間の撮影を非常に楽しむことができました。
 その番組では、ウズベキスタンの5つの料理が紹介されました。それらは、サマルカンド風ピラフ、野菜とお肉の煮込みのケバブ、ビーツのサラダ、団子入りスープ、お菓子のロガリクです。どれも家庭でよく食べられている、作りやすい料理です。
 まず、ピラフはウズベキスタンの伝統的な料理で、必ず週に1、2度は家庭で食べられていて、おもてなしの場でもよく出てきます。ピラフにまつわる風習もあります。ウズベキスタンの結婚式の一部には、親戚や友人、近所、町内会の男性だけが参加するピラフ会と言うパーティーがあります。皆がその日の仕事に間に合うように、朝の5時から8時半まで行われ、ピラフでおもてなしをします。日本のピラフと違ってウズベキスタンのピラフは、大量のニンジンやニンニクが丸ごと入っているのが特徴です。
 次に、ケバブは串刺し肉を想像する人が多いですが、ウズベキスタンでケバブと言えばジャガイモとトマト、お肉の煮込み料理のことです。たっぷり野菜とお肉のうまみが絡み合った一品です。
 そして、ひよこ豆の味が出た癖になるような団子入りスープの作り方を紹介しています。
 最後に、鮮やかな赤色で鉄分たっぷりのビーツを含んだサラダと、ウズベキスタンの名物でもあるドライフルーツを入れたヘルシーなお菓子も紹介しています。動画やレシピが「ほっとアジア」の番組ホームページに載っていますので、興味がある方は以下のホームページまでアクセス下さい。

http://www.nhk.or.jp/hot-asia/archive/201107.html
(掲載者注)ウズベキスタン料理については、当ページを最下部までスクロールした方が探しやすいです。
(寄稿者:ディリヤフルズホン)
2011年08月06日(新規掲載)

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