協会の活動状況・会員からの寄稿


「おけがわ国際フェア2010」の《日本語スピーチ大会》にて、
ウズベキスタンからのジェマエフ・ラヒナマリさんが参加し、
熱弁を振るいました!

 2010年11月28日に行われた「おけがわ国際フェア2010」の《日本語スピーチ大会》に、中国、ベトナム、ホンジュラス、フィリピンなど各国の参加者に混じって、当協会からは、さいたま市にある国際交流基金日本語国際センターの日本語教師6ヶ月研修コースのプログラムで学んでいるウズベキスタンからのジェマエフ・ラヒナマリさんが参加し、熱弁を振るいました。

※ 以下はラヒナマリさんの原稿をそのまま掲載しています。


私が見た日本人のイメージ

タシケント法科大学 日本語教師 ジュマエフ・ラヒマナリ

 私はウズベキスタン人の日本語教師ジュマエフ ラヒマナリと申します。6カ月の日本語教師研修を受けるために来日しています。日本名はシンジです。なぜ「シンジ」かと言いますと、「ラヒマナリ」の意味は「神の使者」と言う意味だから、シンジと呼ばれています。
 私は、大学時代から。日本が好きだったので日本で研修が受けられることが決まった時,まるで夢のように思いました。
 去年日本へ来たばかりの頃は、日本人がどのような人なのかはっきりと分かりませんでした。
 ところが住んでいるうちに日本人は親切で優しい人だと言うことに気が付きました。
 そこで今回のスピーチでは「私が見た日本や日本人のイメージ」について話したいと思います。
 一つ目は、日本は自転車の文化です。多くの日本人が自転車を使って移動をしていることに驚きました。買い物に行ったり、学校に通ったり、会社に通っているその姿がとても庶民的だと感じました。
 さらに驚いたことに、エプロンをしたお婆さん、あるいは携帯電話をしながら自転車に乗っているサラリーマンの姿や、短いスカートを履いたまま自転車に乗っているOLの姿が、とても不思議で興味深くてたまりませんでした。ある日、雨の中でびっしょりになりながら自転車に乗っている人の姿を見て、馬鹿じゃないかと笑いました。
 しかし、日本で生活するうちに私もだんだん日本の文化が分かるようになりました。
 そこで、日本とウズベキスタンを比べて見ると、ウズベキスタンでは自転車に乗っている人々の姿はめったに見られません。それは、日本と違って、整備された道路を作ってないからです。その反面、日本は、毎日自転車で通っても安全な道があるから多くの人々は自転車を利用しているのではないかと考えました。
 二つ目は、日本のギャンブル文化です。パチンコ屋の前で朝から人々が並んでいる姿に驚きました。ウズベキスタンにはパチンコがないため,初めて見た光景でした。何故日本人は朝からそんなにパチンコに夢中になっているのか、とても理解出来ませんでした。若者も老人もなぜそんなに夢中になっているのか不思議に思って、とても情けないなと思いました。また,パチンコに夢中になっている人々に仕事があるかどうかが私は気になりました。もしくは、パチンコが仕事なのかもしれないと考えました。
 私が疑問に思ったのは、ウズベキスタンにいる時日本人は真面目で、働きものだというイメージが強かったのですが、実際に私が日本で日本人を見ているとそうでもなさそうだと言う事です。
 つまり、日本は素晴らしい国だと思いますが、若者がお年寄りに礼儀正しくしなかったり、夜中にうろうろしたり、20歳未満の若者が酒を飲んだりタバコを吸ったりしている姿を見たこともあります。日本は昔と違って徐々に悪くなっているのかもしれません。
 わたしは日本でいろいろなものを見て,感じて,自分の内面を豊かにしてきました。自分自身の判断基準もはっきり感じられるようになりました。この経験から,日本の若者も外国に留学して、自分自身が直接ふれて得られるもの、いいかえればその国に行って、見て、聞いて、感じて生の姿を学んでほしいと思いました。もしどこの国に行ったらいいかわからない時は、是非ウズベキスタンのわたしのところに会いに来てください。
 ご静聴ありがとうございました。
(寄稿者:事務局)
2011年02月11日(新規掲載)

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