協会の活動状況・会員からの寄稿


日本・ウズベキスタン国際シンポジウ2010
〜市民社会の発展と市民団体の役割−協会協賛、パネリストに嶌会長〜
 昨年12月8日、財団法人アジア国際支援財団・駐日ウズベキスタン共和国大使館等が主催する日本・ウズベキスタン国際シンポジウム2010「健全な市民社会形成における日本とウズベキスタンの経験」が衆議院第一議員会館国際会議室で開催され、140名近くの人が出席、当協会もシンポジウムに協賛し、嶌会長もパネリストとして参加しました。
 シンポジウムはパネルディスカッション方式の3部構成で行われ、会長が登壇した第1部のテーマは「両国の市民団体による社会貢献活動の紹介」。最初に、コーディネーターの田中哲二氏から、日本の市民社会の健全性、質の高さは西欧から高く評価されている、NGO・NPOを尺度として見るとウズベキスタンは政府に近い、ウズベキスタンでは伝統的な住民組織マハリャが安定した市民社会の基盤となっている、との見解が示されました。
 ウズベキスタン側の登壇者(市民社会研究所所長、上院議員)から、市民社会の形成に非政府組織・非営利組織が担う役割を重要だと認識し、市民団体の活動を保証する法整備を進め、資金面もバックアップしている、特にマハリャは市民団体のシステムにおいて重要な役割を演じているなど、詳細な説明がありましました。
 日本側は、アジア国際支援財団(政府所管団体)、日本ウズベキスタン協会(NPO)、イオン1%クラブ(民間企業)の代表者が、それぞれ現在取り組んでいる社会貢献活動について説明しました。嶌会長は、ウズベキスタンとの関わり、協会設立の経緯、活動方針、設立来10余年の成果を語り、またNPO運営の苦労を尋ねられて、「どうしたら会員がモチベーションを持ち続けられるか、ボランティアが楽しめるようにモチベーションを高め、参加者の輪を広げること」と答えました。
 第2部は「両国国会議員による意見交換」。第3部の「両国の環境問題についてのディスカッション」では、両国の専門家(会員で東京農工大準教授の川端良子氏も登壇)がアラル海の環境汚染への取り組みなど、議論を交わしました。ウズベキスタンからは、アルダリア・シルダリア両河川の水利用をめぐり、上流域国と軋轢が生じている旨の発言もありました。
 カラマトフ大使が一昨年秋に着任してから、大使館が主催する国際シンポジウムは昨年2月に続き2回目。大使の発言も多々あり、日・ウ交流に大使の積極的な姿勢が伝わるシンポジウムでした。
(寄稿者:金尾 祥彦)
2011年01月30日(新規掲載)

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