協会の活動状況・会員からの寄稿

結 婚 の 報 告

※ 原文のまま掲載しています(掲載者注)

  10月28日に結婚しました。32歳の僕にとってはここまでの人生の中で一番重要かつ意味の深い日の一つとなりました。ウズベキスタンで男性が32歳で始めて結婚することがかなり遅い方です。特に末っ子である私は親や親戚や既婚の友人たちからかなりのプレッシャにかけられました。しかし、僕にとっては結婚というのは極めて重大な決断であるため、その認識で慌てずに結婚までの道を歩んできました。この3〜4年間でウズベキスタンに帰国する際、数の切れない程の見合いデートをしてきましたが、僕が愛する女の子にめぐり合ったのは偶然のことでした。彼女は子供の時から音楽に関心を持ち、今年ウズベキスタン国立コンセルバトワール(音楽大学)を卒業しました。そして、彼女に始めて出会ったのもコンセルバトワールでした。2ヵ月後にプロポーズをして、結婚式の準備を始めました。
 ウズベク結婚式のスケールが大きくて、それなりの時間やエネルギーを必要とします。そして、結婚パーティー以外にその前日と後日に様々伝統的な儀式が行われます。僕の結婚式がタシケントで開かれて、約450人のゲストが出席してくれました。その中で日本、ロシア、ドイツ、イギリス等から僕の友達や仕事の関係者が僕の結婚式のためにタシケントまで飛んできたので大変うれしかったです。
 今週中に私の妻は東京に来ることになりました。彼女は日本語を出来ませんし私より大分年下です。13年前に日本に留学してきた自分を思い出して、彼女を丁寧にサポートしていきたいと思います。
2010年11月10日
アクバロフ・ウミド
(一ツ橋大学、2003年卒業)
2010年11月13日(新規掲載)

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