協会の活動状況・会員からの寄稿


■□■ 10 周年記念旅行の報告 ■□■

訪問各地で交流や会談
— ウズベク、キルギス、カザフ —



 今回の旅行ではシルクロードの歴史遺産を楽しんだだけでなく、各地協会関係者たちと交流会や会談をおこなった。

 中央アジアコースではキルギスの首都のビシケクで日本語指導や日本文化を紹介している日本センターを全員で訪問。浜野道博所長、吉村 JICA 代表らやキルギス人学生らと懇談し、着物などをプレゼントした。お礼にとキルギス民族衣装、帽子などをいただいた。またカザフスタンでは、アルマティ日本代表部の瀬尾正嗣所長と会談。会員代表として後藤康子さんが同行し、群馬ユーラシア協会によるプレセントを手渡した。昼食時には斉藤裕和・三菱商事カザフスタン所長から中央アジアの政治、エネルギー情勢について詳しく語ってもらった。

 また、タシケントでは平岡邁大使らとランチ、午後にはシャイホフ商工会議所会頭(初代駐日大使)と二時間にわたり今後の経済、人的交流のあり方などについてそれぞれが具体的な提案を行い持ち帰ってから検討することになった。シャイホフ氏との会談には JICA から派遣されている山本勝氏、JETRO の芝元英一タシケント所長も同席した。夜の懇親パーティーではタシケントのジャパンセンターに豪華な内掛け・振袖や日本人形を贈呈した。さらに、ソビトフ・アジア太平洋局長と今後の交流計画を話合うとともに、元留学生たちが「ウズベクの日本協会」を設立し、各地域から日本にやってきた留学生たちを結ぶネットを立ち上げることを約束した。

 一方、シルクロードコースではブハラでブハラ日本センターを訪問し着物、日本人形、日本語教材を贈呈、スタッフの方々・大学生たちを昼食に招いての交歓会を、サマルカンドではサマルカンド外国語大学を訪問し日本語学科設立を祝い、日本語辞書・日本語教材(CD)を贈呈。観光カレッジ、日本語を学ぶ高校生たちからは歌と踊りでの歓迎を受けた。その後大学関係者と高校生たちと昼食を食べながらの交歓会を行った。

 今回の旅行では各地でこうした交流会や会談を持ったことも大きな特色で、一味違った旅行会になったのではないかと思う。

 今回の各地での交流会では次の方々にお世話になりました。ありがとうございました。

・打ち掛・着物・日本人形ご寄贈・搬送: 成城学園「こそでや」様、植木庄左衛門様、大黒良子様、羽賀郁子様 木下五月様、ウズベキスタン航空様

・キルギス ジャパンセンター訪問: 田中哲二様

・サマルカンド外国語大学訪問: 山本雅宣様  オゾダ様

・ナボイ劇場見学: ナボイ劇場オーケストラー指揮者エルガシェフ様とご子息サンジャル様

(嶌 信彦)


2008年11月10日(掲載)
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