協会の活動状況・会員からの寄稿


■□■ 協会設立 10 周年記念事業          
中央アジア周遊8日間(感想文)■□■

(敬称略,50音順にて掲載)

■ 寄稿者:石井伸幸
□ 2008年9月17日21時
  成田発関空経由にてウズベキスタンの首都タシケントへ総勢54名で出発。タシケントには18日朝の4時過ぎに到着後ウズベクコース24名と中央アジアコース30名はここで分かれて私はキリギスタンの首都ビシケクへと乗り継ぎをして朝の9時にはビシケクに到着。市内観光をしてから日本センターを訪問して日本人形、着物を贈呈しました。

日本センターにて
□ 2008年9月19日
  ビシケクを出てイシククル湖へ…。 途中でアクベシム遺跡、ブラナの塔、古代岩絵などを見学後イシククル湖畔のホテルに到着(ホテルに入るのに時間がかなりかかりました)。

□ 2008年9月20日
  綺麗に晴れた天気とイシククル湖の静けさに感動。プロジュアルスキー博物館、ロシア正教寺院などを見学後カラコルの民宿へ…。民宿では初めは不満がありましたが結構楽しく過ごせました。

カザフスタンの教会
□ 2008年9月21日
  カラコルより天山北路を400キロ走りカザフスタンのアルマティーへ。草原の国境を通過するのに時間がかかりうんざり!

□ 2008年9月22日
  アルマティーの博物館、パンフィーロフ戦士公園、ゴーリキ公園、ロープウエーにて市内全域を見渡せる場所ではビートルズの記念碑などを見学後、空路でタシケントへ…。

□ 2008年9月23日
  ウズベキスタン歴史博物館、クケリダシュメドレッセを見学後、日本人墓地にて献花及び墓守さんへ寄付金の贈呈。17時過ぎからナボイ劇場内を見学して18時よりのパーティーへ…。地元TVの取材もあり本当に沢山の方々においでいただけ盛大なパーティーとなりましたことを心より感謝しつつ無事に終わることが出来ました。

□ 2008年9月24日
  早朝よりホテルを出発し成田到着は予定より30分も早く到着。これといった事故や病人もなく無事に帰国できましたことは皆様の協力があればこそと感謝申し上げます。本当にご協力有難うございました。

■ 寄稿者:大塚 啓子
  果てしなく広大な大地に、今も遊牧騎馬民族の末裔として生きるキルギスの人々の暮らしの一端に触れることができたこと。そして、父と共ににナヴォイ劇場を訪れることができたこと…。一つ一つが大切な思い出となったことに感謝です。

キルギスの羊飼い
■ 寄稿者:大塚 武
  ナボイ劇場では当協会の配慮で劇場中を見学することが出来ました。案内の女性が2階のサマルカンド、ブハラの間等各地の様式をモチーフにした部屋を案内してくれましたが、この彫刻の大部分が日本人の手によって作成されたものですと説明を加えるとツアー参加者から驚きの声が聞こえました。
 父親が日本人と一緒に劇場の作業をしたと云う男性の案内人が迷路のような廊下を伝わって、私が働いていた変電室へ快く案内してくれました。変電室は現地の技術者2名と一緒に働き感電の事故を起こした思い出深い場所なので感無量なり。続いて舞台裏の天井の一番高い処に苦労して取付けた照明数十個が現在もコウコウと輝いているのを見て胸うたれる思いでした。
 案内の人には感謝を込めお礼を言い、2階のセレモニーの会場に行きました。そこで嶌会長から62年前劇場の建設に従事した者と紹介され挨拶することができて私の生涯の中で最良の日になりました。

ナヴォイ劇場にて
■ 寄稿者:金尾 祥彦
  遊牧国家が興亡を繰り返したチュー盆地。突厥の幕営地スイアブ。現在のトクマクからアラトー山脈を越えてイシククル湖へ。逆コースながら玄奘が歩いた路をこの眼にして感慨しばし。湖越に望む天山の山並み、大草原で牛馬羊の群れを馬で追う男達に、中央アジアで強大な国々を作った遊牧の民を想う。

■ 寄稿者:高坂 典之
  キルギス、カザフ、ウズベクと3ヶ国を駆け足で回ってきましたが、それぞれの国で、約束をしていた知人と再会を果たす事ができてとても嬉しかったです。今回の旅で強く印象に残ったことは、キルギスでは岩絵、民家での郷土料理、ゲストハウスでの心のこもった接待、カザフでは、アルマトイの発展ぶり、ロシア正教協会での賛美歌、大草原、ウズベクでは、日本人墓地、ナボイ劇場とそこでのパーティです。次の機会には、ウズベクのいろんな地方だけをめぐって人々と触れ合ってみたいです。

■ 寄稿者:嶌 信彦
  皆さんがお互いに気遣い、かばいあい本当に心なごむ旅でした。多少の不便などがあったと思いますが、むしろ「昔の日本を思い出させてくれて懐かしい」などと笑い飛ばし、責任者として本当に助かりました、天山山脈の山合を走った渓谷と砂漠の夕日の美しさも忘れられません。最終日のパーティーが10年の活動の重味を示してくれました。

記念撮影1
■ 寄稿者:田中 正昭
  今回の旅行に参加した理由のひとつに、父親のシベリア抑留経験がありました。極寒のシベリアから生還した父は、生前あまり語りたがりませんでしたが、日本人抑留者墓地を訪ねて、60年前の父の苦労、抑留者の辛酸に思いを至しました。中央アジア諸国との関係を改善し、抑留者の歴史もしっかりと保存していきたいものです。

■ 寄稿者:丹生 康之
  キルギスの大草原の真ん中でトイレ休憩のため停車する。当然、自然トイレとなる。進行方向左側は女性専用、右側が男性。遥かかなたの天山山脈と向き合って用を足すことになる。気分爽快、ここは中央アジアの真ん中だぁー!!

■ 寄稿者:中村 達郎
  カラコルからアルマティの道は、シルクロード天山北路の魅力を現代に伝えるものだった。キルギスの緑あふれる山野とそこに暮らす人々の伝統的なライフスタイル。思った以上に豊かで素晴らしい自然の恵みを得ていかせる知恵。カザフスタンの厳しい自然が窺える国境の草原から荒地へ続く道が印象的でした。

■ 寄稿者:濱岡 勤
  三つの「もし…」がなかったら、今回の旅行参加は実現しなかった。ナボイ劇場の建設、嶌先生の講演会とたまたまの時間確保。ナボイ劇場建設に貢献された大塚さんに会えたこと。一緒に長女の啓子さんと正面入口の前で写真を撮ったことが、最も印象深い思い出とし手残るだろう。感激! 中央アジア初めての旅行。

■ 寄稿者:藤本 美智子
  ウズベキスタンには滞在もし、その後何回も訪れているので、今回は中央アジアコースに参加したが、三国を見てその経済格差を痛感した。天山山脈を背後にひかえたイシククル湖は絶景だ。厳しい条件の下観光を補うに値する自然の美しさがある。豊かになりつつあるカザフスタンを見て、ウズベキスタンは?と気がかりな旅であった。

■ 寄稿者:松永 かつよ
  中央アジアのトイレには、中国以上に苦労させられました。乾燥地帯なので水を飲むと生理現象は避けられず、青空トイレは女性には酷でした。

■ 寄稿者:松永 太(詳細な報告はこちらから)
  キルギスからカザフに抜ける国境の大草原で、遊牧民のユルタ(フェルト小屋)での大自然の生活ぶり、冬を控え牛馬や羊の大群が放牧地から村へ急ぐのに出会えたのはうれしい。牛飼、羊飼は人なつこかった。

■ 寄稿者:水野 慶三郎
  長い間憧れていたイシク・クル湖と天山山脈を訪れることができ、また最後のタシケントでのパーティーでは、久しぶりに教え子にも会えて楽しいひとときを過ごすことができました。今回の企画・実行にあたった皆様に感謝します。

イシククル湖
■ 寄稿者:水野 澄子
  帰路の飛行機で、眼下に広がる褐色の険しい山々。しかし目を凝らせば、一筋の長い道、谷間にはわずかな緑と集落。広大無辺さと、旅で垣間見た遊牧の民の暮らしが重なって、これぞ中央アジア!
 自然も人との出会いも興味深かった8日間でした。

■ 寄稿者:山本 實
  特に印象に残ったのは日本文化センターの訪問とカザフスタンの石油、鉱物資源の潤いによる発展。首都アルマティの建設ラッシュ、自動車所有世界8位の普及、交通量と街中の駐車、排気ガスは地球温暖化で如何に。

記念撮影2
2009年1月10日(掲載内容加筆)
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