協会の活動状況・会員からの寄稿


マブジュダさん(マヤさん)日本語弁論大会で優勝!!

 大学在学中日本語に興味を持ち「日本語をもっと勉強しよう!」とサマルカンドから日本にやってきたマヤさん。彼女は「留学生とトークの会」では講師、そして総会時では「トークショウ」のパーソナリティー、さらには各所で行なわれる「交流会」でも講師として、本当に気持ちよく協会活動のお手伝いをして下さいました。
 その忙しい合間をぬって彼女は 2007 年 1 月 31 日、国立オリンピック記念青少年総合センターで行なわれた「第 3 回日本語学校合同スピーチ大会」に参加し見事に最優秀賞を受賞。スピーチは私達にはチョッと耳が痛くなるような内容ですが、優しいマヤさんに言われると素直に「納得」です。
 3 月にいったん学業に戻るため帰国するとか…。またお目にかかれることを楽しみにしております。

   「漢字なんて…」
ファヒルディノヴァ マブジュダ   

 皆さん、1 分ぐらい目を閉じて日本語をひらがなだけで書いたと想像してみてください。ひらがなだけの日本語は簡単でしょう?
 漢字がない国から来た私はいつもこう思っていました。「なぜ日本人はわざわざ漢字をつかうの? 日本語は漢字があるせいで難しいんだよ。発音もやさしいし、文法も一度覚えたらそれほど難しくないし。それに、ロシア語のように男性形、女性形、中性形に分かれてもいないのに」。
 そう思っていた私は、ある日ひらがなで書かれた「にわにはにわにわとりがいる」という文を見ました。なんと、これは、「家の庭に、二羽の鶏がいる」という意味だそうです。漢字の効果はすごいですね。文の中の漢字を見れば、その文の意味が直感的にわかります。とても便利だと思いませんか。
 でも、漢字を覚えるのは大変です。みなさんはどうしていますか。私は、漢字は絵のようだと思ったので、漢字をじっと見て覚えようとしました。でも、山とか川とか簡単な漢字はすぐ覚えられましたが、あとは複雑すぎて覚えられません。そこで、漢字は簡単な漢字の組み合わせだと聞いたのでその意味で覚えようと思いました。たとえば、明るいは日と月の組み合わせ。田んぼで働く力のある人が男。初めはおもしろかったけど、だんだん組み合わせが難しくなって続きませんでした。漢字の読み方を覚えるのも大変でした。私は、音読みと訓読みの両方を覚えるのは大変だから、訓読みだけ覚えることにしました。確かに文章の意味がわかるようになりましたが、声に出して読むときに全然読めず、恥ずかしい思いをしました。結局、やはり漢字は毎日声に出して読みながら書いて覚えるほかないという結論に至りました。簡単で楽な方法なんてないのです。手、目、耳、脳を同時に動かさなければならない大変な作業ですが、この作業こそが漢字を覚える唯一の手段だと今は思います。日本人もこうやって覚えてきたに違いありません。
 ところが、この間日本人の友達とゲームをしている時、その友達は画面に出てきた漢字が読めませんでした。また、漢字をクイズにしたテレビ番組もよく見かけます。日本人も漢字ができないんだ、と思いました。聞いたところによると、最近ワープロや携帯のメールで文を作っているために、漢字を手で書くことが非常に少なくなって、漢字を読めない、書けない日本人が増えているそうです。これはとても残念なことです。漢字はすばらしい文化だと思います。みなさん、漢字を書いてください。漢字の文化を大切にしてください。これは漢字のない国から来た私の願いです。
2007年3月10日(掲載)
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