協会の活動状況・会員からの寄稿


愛知万博「ウズベキスタン共和国、ナショナルディー」に参加して

9 月 8 日快晴。残暑厳しい中、幸いな事に湿気が少なく心地よい風も吹いていた愛知万博・長久手会場でした。

リニモから一番便利な北ゲートでは、朝 6 時半頃から並んでいる一般入場者とは別の特別入口からセキュリティーチェックはあったものの、すっと入場でき気分は VIP 。

ナショナルディーのイベントは EXPO ホールで催され、式典はウズベキスタンの文化・スポーツ大臣などの出席のもと行われ、余興の同国のプロの方達による音楽演奏、歌、ダンスなど様々なパフォーマンスを大いに楽しみました。

当日の愛知万博の会場はどこも人々々。翌日の TV ニュースによると 15 〜 16 万人の入場者。心地よく見られる限度の 7 万人の倍以上。何をするにも長蛇の列。どうしても見たいと思っていた例のマンモス。東京ウズベキスタン協会の方と 2 人で並び、1 時間ぐらいの待ち。

ほとんど日陰で行列だったのは幸運でした。このマンモスは愛知万博の超目玉と銘打っているだけの事はありました。

2002 年にロシア連邦の永久凍土地帯で発見された 1 万 8 千年前のマンモス! キバの長さ 3.2 m(大人のあかし)頭部には肉片、皮、毛も付着していて、当然ながらマイナス 15 ℃の環境でライトアップ、展示されていました。

ちなみに 30 年前の大阪万博の超目玉は、その前年アメリカが月から持ち帰った「月の石」でした。

マンモス館のあと、万博会場全体を見たかったので、キッコロゴンドラに乗り上空から眺めましたが、池や緑の多いなかに各パビリオンが点在し、なかなかの景観でした。

さて肝心の中央アジア・パビリオンのウズベキスタン・ブースでは入り口の手彫り木の扉の技巧に感動。ブース内もウズベキスタンの伝統的な装飾品,工芸品が感じ良く展示され楽しめました。

夜の大使館主催のレセプションには昼間 EXPO ホールでスピーチをなさった本万博協会副会長の坂本春生さん(女優の藤本志保さんのようなきれいな方)も出席なさいました。 EXPO ホールの時はさわやかな若竹色の和服姿、夜のレセプションではクリーム色のエレガントなパンツスーツでした。

国連館の館長さん(ブラジル出身の美人!)と話しているとき丁度坂本さんが入ってこられた。国連館の館長さんは国連館のイベントの際坂本さんにスピーチをお願いしたところ、丁重に断わられてとても残念だったと仰るのを聞き、ウズベキスタンはすごい!と嬉しくなりました。

レセプションでのお食事はめずらしいお国自慢の料理が出され、昼間拝見した余興も再演され私も含め,皆さん楽しんでいらっしゃいました。ウズベキスタン・ブースの成功は、館長さんはじめ関係者、ボランティアの方達のご苦労、ご協力によるものと実感いたしました。

ラフマット、ありがとうございました。

寄稿者:宮原 章子
 
2005年10月21日(掲載)
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